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18日 4月 2017

犬のフィラリア症について

一昔前までは犬の死因第一位だったフィラリア症。今はだいぶ減りましたが、残念ながらまだ撲滅されていません。愛犬をこの病気から守るにはどうしたらよいのか、フィラリア症の成り立ちと一緒に説明したいと思います。

 

フィラリア症の原因は犬糸状虫という寄生虫です。この寄生虫を持つ犬を蚊が吸血すると、幼虫が蚊に移ります。そして、蚊が次に吸血するときに再び犬に移ることで、犬から犬へと感染を広げます。

 

さて、犬の体内に潜んだ幼虫は脱皮をくり返して成長します。この時は犬にはまだ何の症状もありません。幼虫は血管を通り、半年くらいかけて最終的に犬の心臓や肺に住み着きます。成熟した糸状虫はそうめんくらいの大きさになり、血管を傷つけたり詰まらせたりします。これがフィラリア症です。

 

一般的にフィラリア予防薬と呼ばれているものは、幼虫が犬の体に入って潜んでいる特定の時期を狙って駆虫をするものです。その時期を過ぎて成長した虫には効きづらいのです。だから1ヶ月に1回投薬するのですね。

 

それでは、いつお薬を与えたらよいでしょうか?獣医師によって意見は異なりますが、全米フィラリア協会では薬の効果を確実にするため1年を通した予防を勧めています。冬はやめて春に再開する場合は、感染期間の少なくとも1ヶ月前、または蚊が出始めてから1ヶ月後を目安にします。そこで、当院では4月末〜5月初めからの予防をお勧めしています。

 

フィラリア症は怖い病気ですが、予防できます。お薬も安全性が高く、最近ではいろいろな種類から選べて便利になりました。ぜひ確実に予防してあげましょう。

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