犬猫の長寿化や室内飼育化が進んで、ますます増えている腫瘍性疾患。当院では、かかりつけ医として、患者さんとご家族の生活をサポートします。
犬猫に多いリンパ腫の化学療法や、各種腫瘍の外科手術などを行っています。特殊な検査や治療が必要な場合は、ご希望により大学病院を紹介いたします。
また、腫瘍の種類や治療法によらず、苦痛を和らげる緩和ケアはいつでも行います。ご自宅での看護の仕方、ご不安なこと、何でもご相談ください。
| ▶ リンパ腫 |

リンパ腫は血液のがんとも呼ばれ、犬と猫ではしばしば見かけます。症状が現れにくいために、発見された時点で既に進行していることがほとんどです。
残念ながら完治はしないのですが、抗がん剤によく反応します。そこで、効果が高くて副作用の少ない治療法が世界中で研究されてきました。最も効果的なのは、週1回程度、注射に通院する方法です。また、費用や通院の面で難しい場合は、比較的マイルドな飲み薬だけという選択肢もあります。
いずれも、目標は家で気持ちよく過ごしてもらうことであり、無理矢理に延命させるのではありません。
そして、抗がん治療を受けるかどうかに関わらず大事なのは「緩和ケア」です。腫瘍に伴って生じる痛みや吐き気、息苦しさといった症状に一つ一つ対処すると、生活の質は必ず上がります。お年寄りだから、末期だからと諦めずに何でもご相談下さい。